こころの引き出し

 

今日は昔ノートに書いてた日記みたいに書こうっと。

 

最近のこと、

リップクリームがかれこれ5本くらい行方不明のまま戻ってこない

先々週東京駅でタクシーとバイクの衝突事故が目の前で起きて一瞬だった

コーヒーをブラックでばかり飲むようになった

SNSをやめてからしあわせ度が増えた

おんなじものを食べてもすきなひとと食べると5万倍美味しいことに気づいた

誰かといても息苦しくなくなった

 

 

 

 

*           *          * 

 

 

すごくすきなんだけど会うのがしんどいなという人がとても多くて、

勝手にその人の思い描く自分にならなくてはと思ってしまったりするのもあるんだけど

最近理由がちょっと分かってきたかもしれない。

 

 

 

心の中にはチェーンの居酒屋の大きい下駄箱みたいに引き出しがいくつもあって、

その引き出しを埋める人と空ける人がいるんだと思う。

 

 

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photo by eflon

 

 

 

相手の人が知ってる色んなことをいっぱい詰め込んでくれると、どの引き出しにしまったらいいか分からなくてわたわたしてしまって申し訳なくなる。

 

考える余白を作ってくれる人といる時間はいつも心地よくて、代わりにしあわせな気持ちでいっぱいになる。

 

 

たくさんもらいすぎるとほんとうに自分の入れたいものがいざ入れられなくなってしんどくなるから、どんなにすきなひととでも息苦しく感じてたのかもしれない。

 

 

でも、きっとわたしもおんなじことしてる。

 

あんまり相手のためを、って気持ちが前のめりになると、ついぎゅうぎゅう手一杯に言葉を抱えたものをまるごと渡してしまう。

 

 

 

美味しいものが一口だって美味しいってわかるように、

大事なことも伝える気持ちはちょっとでいいのだよなあ、ほんとうは。