20170722_33°C
ラムネのしゅわしゅわ、みんなの分のポカリを入れたビニール袋、ミルクの匂いがする夏の空気。
風鈴のつめたい音に、バイクのミラーに映る入道雲。
歩いても歩いても夏すぎる。
夕暮れ時、公園のベンチで本を読んでいたら、蚊にたらふく血を吸われた。
叩き潰そうと意気込んでみたものの、お邪魔しているのは自分だったと我に返ってしぶしぶ諦めた。
隣のおじいさんがラジオを聞いている。
ときどき、電車の車輪と線路が交じる音も聞こえる。
夜は東京に仕事で来ていた父とごはんを食べた。
家族のすごいところは、どれだけ久しぶりに会っていても全くその感じがしないところだなあと思う。
夏が終わるころには、この暑さも惜しく感じるのかな。