2016-01-01から1年間の記事一覧
いつもいつも湧き起こってしまった衝動をコントロールできない。その自分の心のアンバランスさや脆さが嫌いだ。 それを人は「行動力がある」とあたかも長所のように名付けてくれるけれど、わたしは自分で自分を思うように飼いならせないのがずっと怖かった。…
人生は個人戦だとずっと思いこんでたけど、ほんとうは団体戦なのかもしれない、と思った。 次の世代へ自分の命を繋ぐのって、子どもを産むことだけじゃない。 自分の人生と重なる人との些細な思い出や言葉だって、いなくなった後もちゃんと残る。 そうやって…
毎日必ずというわけではないけれど、新しいことを覚えられて本当にたのしい。 今日はネクタイの小剣の裏にある、たるみ糸の役割を教えてもらって感動した。 このあそびがあってこそいいネクタイなんだよ、というのを聞いて人生みたいだなあと思った。 今日は…
社員旅行のおみやげでもらったクッキーの空き箱に入れていたどんぐりたちを持って帰った。 室内の方が乾燥してるのか、みんな割れてしまっていて寂しい。 でも顔を書いたところはなぜだか割れてなくて、自然の力ってふしぎだなあと思った。 その箱にはスタバ…
『どうでもいいことやくだらないことがいちばん強くてあったかくて、深刻なこととか理屈なんて大切なように思えても、そういうちっちゃい思い出に比べたら、全然へなちょこなのよ』 なんくるない-よしもとばなな著 人付き合いの下手さが原因でもろに体調に影…
今日のわたしはえらかったので、ハーゲンダッツたべてよし。 日付変わっちゃったけど、さっき筋トレしたからよし。 明日もがんばるからよし。 今年は別れが多くてつらいけど、めそめそしてる場合でなし。
帰り道、行ったことないけど有名な焼き鳥屋さんをちらっと見たらイケメン(ぽい)お兄さんが焼き鳥焼いてた。 はー。わたしもイケメンが焼いた焼き鳥たべたい。 何ならおじさんが焼いたのでもいいから焼き鳥たべたい。 夢中になりすぎるとごはん食べるの忘れて…
前言撤回。 もうむりだーーー。 体調崩してる場合じゃないし弱気になってる場合じゃないしもっと合理的に考えなきゃだめなんだけど。だめなんだけどーーー。 数字が苦手だから文系に進んだのに毎日数字とにらめっこしていて、何だかもう。 こういう日は寝る…
こんな気持ちになることができること、他にないなと思う。 「続けていれば、報われます」。 ある人の言葉を聞いて、急に泣きそうになった。 報われたくてやっているわけじゃないけれど、続けているから味わえることがあるのを、ちゃんと知っている。 楽しい…
「私、万引きもずる休みもしたことないし、人の靴に押しピン入れたこともないのに、どうしてこんなことになるのかな」 「悪いことをしたから病気になるわけじゃない。そんなの病気の人に悪い」 「わかってるけど、どうしてだろうって思ってしまう。どこの何…
10月に胃腸炎になったばかりなのに、昨日は5月とおんなじ病気に罹り病院へ行く。 もう、身体が弱いと認めざるを得ない。 心も身体も弱いんじゃ、何だかなあ。 10月中旬、大好きなひとが遠くに行ってしまってから、人の優しさにひどく傷つくことが多かった。 …
「君が大好きだよ、ミドリ」「どれくらい好き?」「春の熊くらい好きだよ」 「春の熊?」と緑がまた顔を上げた。「それ何よ、春の熊って?」 「春の野原を君が一人で歩いているとね、向うからビロードみたいな毛なみの目のくりっとした可愛い子熊がやってく…
おとなになると、どんどん世界が小さくなっていくのだと思っていて、いろんな柔らかい感覚がなくなっていくのだと思っていた。 でも実際にはそんなことは全くなくて、むしろ今になって感動することもいっぱいあることに気づいた。 例えば銀杏の落ち葉で埋ま…
Thu, 27 Oct 2016 21:25:54 +0900,メロンパンフェスティバル wrote: -Then, I'd like to ask some questions:・Is it required working opportunities for women who finished the supportfrom you? On 2016/11/04 23:39, Public Relations HEAL Africa wrot…
出会った意味を本当に味わうのは、その人とまみえることができなくなってからなのかもしれない。 -『悲しみの秘義』 あの日からずっと、酔い潰れないと眠れなくなっていた。 日中はいつも目がぐるぐるして夢の中にいるみたいだった。 街中ですれ違う人を見間…
翌日もまた朝がやってきた。本当に不思議だ。 どんなにショッキングなことがあっても、日常はきちんと進んでいく。 『幸福な食卓』瀬尾まいこ著 カレンダーを見て、訃報を受けてから10日も経っていたことを知る。 これから思い描く未来にはもういないんだと…
言葉にしたら、現実だと認めなくてはいけなくなる。 でも、悲しい気持ちに今向き合わないと心が歪んでしまう。 張り付いた涙の跡が頬を引っ張る。 どんなに目を赤く腫らしても、もう会えない。 信じたくない気持ちと、受け入れなきゃいけない気持ちが揺らめ…
朝起きたら雨がざーざー降り。 何とか持ちこたえている花の水を入れ替えて、洗濯機を回す。 やっぱり花束ってもらうとうれしい。 枯れちゃうと分かっていても、終わりがあるってことも含めて、いい。 お昼はカレーをつくった。 KALDIに売ってる紙パックのカ…
明るい電車に乗る。 ガタンゴトン、と心地よい揺れとともに、薄い人の影もぐらんと揺れる。 Takagi Masakatsu - ももいろのほほ - Piano (Momoiro no Hoho) 高木さんの曲を聴きながら吉本ばななさんの小説を読んでいると、感受して生まれた小石みたいなつぶ…
小織さんは、「誰かの夢を応援する」ことのプロです。 * 小学生のころから映画監督になる夢を描き、大学で映画監督コースに進学するも挫折。 卒業後は脚本家を目指しながら派遣の事務員に。 31歳を迎えようとしていたある日、同棲していた彼にフラれてしまい…
ほとんどのよろこびも、たいていのかなしみも、 日常の顔をしてドアを開ける。 びっくりするのは、その後なのだ。 『ふたつめのボールのようなことば。』糸井重里著 う、9月終わってしまう。 友人がSNSで金木犀が咲いてると言っていて、いいなあ東京はまだだ…
これだ、って何度も考え抜いては躓いて、ようやく腰を据えることができそうな状態になった。 コンゴに行ったときのことをもう一度思い返してみたら、洋裁の技術を学んでいる女性の姿が浮かんだ。 この服可愛いのに色のせいで似合わない、なんてことがある。 …
Is there a reason I'm not healing,Or am I learning from this pain?I've had a little trouble kneeling,I don't know what to believe. But I'm ready to question, That life is a blessing, So give me a sign,I'm a follow it blind,Is there anyone …
他愛ないことでも続けて書くように心がけていたら、6月に何とか立て直したつもりの心が急降下していることが言葉の通り目に見えて分かった。 何でこんなに6月の自分はすこやかなんだ、って思ったら、すこやかな人たちにたくさん元気をもらってたからだったん…
日曜日の夜に帰省し、今朝の電車で東京へ戻った。 「帰る」というときに示す場所がもう地元ではなくなっていたことに気づいて、少し寂しくなった。 まだまだこちらでの暮らしのほうが短いけれど、これからは更に違和感なくこのまちに馴染んでいってしまうん…
今日は本格的な猛暑日になるというので夕方になるまで絶対外に出ないぞという強い意志をもって休日を謳歌した。 去年夏、ルワンダから日本へ戻る飛行機が遅れたおかげでドーハに一泊するラッキーチャンスに恵まれたのだけど、今まで体感した猛暑が生易しかっ…
以前知り合いの人に「一番好きな作家さんは誰ですか?」と聞いたら松浦弥太郎さんって知ってる?と返ってきた。 それから松浦弥太郎さんの本をいくつか手にして、糸井さんとも違う、ちゃんと「ああ、これは松浦さんが書いている文章だ」と分かる文体である種…
逃げ場のない暑さだった。 友人の花火大会の写真を見ていたら、小さい頃、綺麗より先に「猫のひげみたいだなあ」と思っていたのをふと思い出した。 花開く瞬間の、点が集まった大きな円の残像を見るのが一番すきだった。 夜、ナポリタンを作ろうとお湯を沸か…
泥のように眠りこんで、朝。 今年の夏タスクを作ってから、あまりチェックが進んでないことに気づく。 梨とか入道雲、スイカに浴衣。 目をつむっていたら秋になっていないかな、なんて眩しい外を見て眉間にしわを寄せながら起きる。 昨日の自分の抜け殻が残…
泊まりに来た子と朝、梨を食べた。 梨の黄緑色のシャクシャクした食感と瑞々しさが、うだる暑さと相性がぴったりですっきりした朝を迎えられた。 誰かと季節の果物を食べるのが、結構すきかもしれない。 お昼過ぎからは別の友だちが来て、近くの公園でポケモ…